野球だけは子供にやらせたくない…「少年野球」が保護者から徹底的に嫌われている根本原因
(出典:プレジデントオンライン) |
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中学校以下は壊滅状態
子供たちの「野球離れ」が止まらない。産経新聞記者の田中充さんと森田景史さんは「罵声を浴びせる指導や、
補欠の文化、お茶当番の負担など、野球の文化が保護者から敬遠されている」という――。(第2回)
※本稿は、田中充、森田景史『スポーツをしない子どもたち』(扶桑社新書)の一部を再編集したものです。
■野球部員は2割以上も減少
一方で、すでに地上波での巨人戦中継は減少の一途をたどり、名門の社会人チームの休廃部も相次いだ。
「いまの野球界はまだ安泰だけど、将来的にはどうだろう。
課題を浮き彫りにした上で対策は必要ではないか」という危機感は担当記者の共通認識だった。
2009年の第2回WBCを見ていた子どもたちはその後、中学、高校、大学あるいは社会に出て働く年代になっている。この間、日本の高校野球はどうなっているのか。
日本高野連が公表しているデータ「部員数統計(硬式)」を見てみたい(図表1)
しかし、2014年度に17万人を超えたのをピークに、翌年から下降局面に入る。ここからの減少幅はかつてないほどに大きい。
18年度15万3184人、19年度14万3867人、そして21年度は13万4282人と、ピーク時と比べると2割以上の減少となった。
加盟校数も1989~2016年度まで4000校を超えていたが、その後は大台を割り込み、2021年は3890校となった。
■「中学校以下は壊滅状態」
高校野球だけではない。中学年代に目を向けてみる。
2020年度の全国の軟式野球部に所属する男子中学生は15万8555人。サッカーの17万5338人、バスケットボールの16万840人に次いで3番目の数字となっている
10年前の2010年度のデータでは、野球は減少傾向にあるとはいえ、29万1015人と全競技で最も多かった。
サッカーは2番で22万1407人、次いでバスケットボールの17万4443人、ソフトテニス(16万7674人)、卓球(14万4231人)と続く。
野球は時代遅れや
<高校>
JFA2種
2010年156,893人→2022年167,685人(+10,792)
高野連
2010年168,488人→2022年131,259人(―37,229)
※野球は女子マネを含んだ数
<中学>
JFA3種
2010年238,718人→2022年211,356人(―27,357)
中体連野球
2010年291,015人→2022年144,314人(―146,701)半減!
体育会系で縦社会ノリを早めに覚えさせる&コネや友達作れるしメリットはある
そりゃサッカーとかの方が早いからそのままやるよ
そもそもサッカーも人数減ってるからな
昔みたいに子供がなによりも優先みたいな親が減ってる
親には親の人生があるから子供にばかり手をかけられない
親がやらせてるのが大半やろ
スポーツ以外じゃ将棋とかもそうらしいけど